金属を殴る

ものづくり、雑記

座って聴きたい

音楽を座って聴きたい、僕の何が衰えたのかわからないけどバンドのライブに参加しても後ろでゆっくり観るようになった。それは昨年末からで以前は前の方でジャンプしたり手や頭を振っていた。聴く音楽が変わったこともあるかもしれないけど感覚が鈍っているような気もする、陶器やアート、デザインの勉強やそれについて考えたりするにつれて知識だけ増えて頭でっかちになってしまって情動的なものが鈍くなってしまっているのかもしれない。

今日はパスピエのライブに行ったのだけど可愛い人がヌルヌル動いて歌っていてエンターテイメントだった。

ビンボ

よくお世話になってた雑貨屋さんが今日で閉店だった。
雰囲気の違うお店をはじめる為に現店舗での営業をやめるって感じなのだけど昔から通っていただけにさみしい。
流行りのライフスタイルショップではなくてインポート雑貨の王道的なお店だったのだけど価格帯は低めだけど変わったものが多くてプレゼントを探すのにぴったりないいお店で多くの人に愛されていたと思うし、何よりも店長さんが素敵で大好きなお店だった。
餞別で非売品の什器として使ってたSAROMEのライターを頂いて、僕は自分が作ったスプーンを渡した。

椅子座面張替え記録

中古で購入した椅子の座面が布張りでかなり劣化していたのでビニールレザーに張替え

1、躯体から座面を取り外す
2、ホッチキスを取る(椅子の裏は多くが不織布と座面の素材をホッチキス?で留めている)
かなり多いので時間をとられる。
3、ウレタン等のクッション材を取り除いて座面の板材を綺麗にする。
4、板材の形にクッション材をカットする(今回はフワフワした座り心地が嫌いなのとレザーが伸びるのを防ぐためウレタンではなくフェルトを重ねてクッション材とした)
5、ビニールレザーを板材の大きさプラス8センチで形どうりにカット
6、レザーにクッション材と板材をセットしてレザーを引っ張りながらホッチキスで仮止め、その対角を少し緩めに引っ張りながら仮止めする
7、少しずつギャザーを作りながらホッチキスで留めていく(隠れてしまう部分まで綺麗に仕上げるのは素人ではどうにも難しいので見える部分を綺麗にすることだけ考えた方がいい)
8、不織布もホッチキスで留める
9、座面を取り付ける

椅子の張替え予想より苦労しましたが満足。

やさしさに包まれたなら

今日は香川県に行ってたんですけどそこでユーミンやさしさに包まれたなら を大音量で聴いてる車がいて、道路標識とか信号とか目に見える全てのものはメッセージだよなぁと思った。

手と目エンドレス

今年から日々金属を殴って何かしらを作っているのだけど、初期に作ったモノを見ると全然ダメで驚く、驚くほど成ってない。
手が作業に慣れてある程度作れるようになると今度は目が慣れてきてダメなところが見えてくる、上達するにつれ気付きの頻度は落ちてくるのだろうけど、ある程度のレベルまではこれの繰り返しなのだろうな

スランプ中なので本当にキツい

ワークショップ頑張郎

お世話になっている工房のワークショップで講師をした。
自分が中心になって指導するのは今回が初でどうしても緊張してしまった、僕は作家ではないので参加者はそれでいいのか?と思っていたけど気にしていない様子で単純に楽しみに来ていた、ワークショップに参加する人たちはものづくりに興味があって多少難しくても最後まで自分の手で作り上げたい と思っていると勝手に想像していたのだけど意外とそうでもなくて完成形のイメージがなくどうしたいか聴いても困っていたり、最終的には僕が手直してある程度見栄えの良い状態にしてほしい人が殆どで戸惑った
楽しんで貰えるならなんでもいいんだけどね