金属を殴る

ものづくり、雑記

駅や電車の美

以前フリースタイルラップさんが駅や電車に美しさを感じると書いていてあまりピンときてはなかったんだけど最近になって少しわかるようになった。

電車は道具、自分たちの生活を補佐する忠実な伴侶で、必要とされてそこにあり多くの人がそれに頼りながら生活していてその姿に誠実さや謙譲の徳を感じ、フラフラ流れがちな毎日の中でほぼ時間通りに運行し人々の用を満たす姿に健康的な美をみる。

柳宗悦の民藝四十年を読んでて思った、用の美だ。

張子面製作過程

張子面の作り方を記録。

型作り
石粉粘土で型を作成 → アクリルスプレーでコーティング 

紙貼り
型に離型剤として油を塗る → 水に濡らした紙を貼る → 洗濯のりを3倍くらいの水で溶かし、それに浸した和紙を貼っていく(全ての層を和紙で作るので8層くらい重ねる) → 化粧貼り → 乾燥 →淵の化粧貼り → 乾燥
※・和紙を千切る際は色んな大きさを作っておく
  ・ 端を重ねるように貼っていく
  ・糊は 永久のり を使用した

表面を400番くらいのペーパーで整える

柿渋を両面に塗布し耐久性、耐水性を持たせる

胡粉を膠でといた液を塗布

胡粉に膠液をいれてお団子を作る、それを膠で溶いて塗っていく。

正しいやり方がイマイチわからないので胡粉の下準備は大きく省いてこのやり方にした。

柿渋塗ったり胡粉で下地作ったり割と古いやり方してみたけどすごく工程増えるし大変だ…